作品名 | 花束みたいな恋をした |
---|---|
公開年 | 2021 |
監督 | 土井裕泰 |
原作 | - |
主な出演者 | 菅田将暉、有村架純、清原果耶、オダギリジョー、戸田恵子、岩松了、小林薫、押井守 |
上演時間 | 124分 |
評価 | 3.5 |
感想 | 駅で終電を逃したことから偶然に出会った山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)。互いの趣味や好みの話で意気投合し、やがて同棲生活を始めるようになる。麦はイラストレーター、絹はアルバイトをしながら幸せな毎日を過ごすが、収入面では苦しく、事あるごとに将来の不安が頭をよぎる。意を決して、二人は就職活動を行い、挫折を味わいながらも、何とかそれぞれの就職先が決まる。就職が決まった後も、絹は二人で過ごす時間を大切にしたいと思うが、麦の仕事が忙しくすれ違いの日が多くなり。。。 終電に乗り遅れた見知らぬ男女4人が時間をつぶすためにカフェへ行くシーンがある。そのカフェの4人が座った近くの席に映画監督の押井守がいるという設定で、押井守本人が出演している。麦と絹は押井守がいることに気づき驚くが、他の2人は興味がない様子。この際の有村架純の驚いてそわそわする演技が良い。 映画の冒頭のシーン、最初は意味が分からないが、最後になって「あ~そういう事か」と分かる。ラストシーンとして、観た者に心地よい余韻を残す構成になっている。 この映画を観て、ふとある映画を思い出した。1995年に公開された「恋人までの距離(ディスタンス)」というイーサン・ホークとジュリーデルピーが出演した作品である。ブダペストからパリへ向かう列車の中で偶然に出会った二人。ふとしたことから、ウィーンで途中下車し、限られた一日を過ごすことになる。先に別れが待ち受ける中、微妙に変化する二人の関係を描いており、とても心にしみる映画であるので、こちらもぜひ観てほしい。 Amazon.co.jp |
麦と絹が終電に乗り遅れた駅
ロケ地 | 明大前駅 |
---|---|
所在地 | 〒156-0043 東京都世田谷区松原2丁目45 |
麦と絹が歩くシーン
ロケ地 | 多摩川サイクリングロード |
---|---|
所在地 | 〒144-0043 東京都大田区羽田6丁目34 |
麦と絹がバロンという猫を拾った場所
ロケ地 | 道生神社 |
---|---|
所在地 | 〒182-0036 東京都調布市飛田給2丁目39-20 |