「そして、バトンは渡された」

作品名そして、バトンは渡された
公開年2021
監督前田哲
原作瀬尾まいこ
主な出演者永野芽郁、田中圭、岡田健史、石原さとみ、市村正親、稲垣来泉
上演時間137分
評価4     
感想 第16回本屋大賞を受賞した作品の映画化。



2人の母親と3人の父親を持ち、4度も苗字が変わった優子(永野芽郁)。その中で優子の内面に最も影響を与えたのは2番目の母親である梨花(石原さとみ)だ。

梨花は優子の父親である3人の男性と結婚する。自由奔放で破天荒な性格だが、血のつながっていない優子に深い愛情を注ぎ、笑いを絶やさずにいるとイイ事が訪れると口癖のように言って聞かせる。優子は、その教えを守り、微笑みを絶やさない優しい子に育つ。

そんな優子が結婚することになり、その報告のため、3人の父親の元を訪れる。その過程で、数年前、突然音信不通となった梨花の事を聞く。

あれほど愛情を注いでくれていた梨花がなぜ優子の前から姿を消したのか。優子はずっと気になり、恨めしく思っていた。その謎がしだいに明らかになる。

親と子の心温まるいくつものエピソードが感動的。また、誰が誰にバトンを渡すのかも見どころである。

優子が通う高校の卒業式

ロケ地宇都宮共和大学 那須キャンパス
所在地〒329-3121
栃木県那須塩原市鹿野崎131

早瀬がピアノでアンパンマーチを弾く

ロケ地ヴィーナスフォート
所在地〒135-0064
東京都江東区青海1丁目3-15

2番目の父・泉ヶ原の自宅

ロケ地ジャスマック八雲スタジオ
所在地〒152-0023
東京都目黒区八雲5丁目1-3