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「アナログ」

作品名アナログ
公開年2023
監督タカハタ秀太
原作ビートたけし
主な出演者二宮和也、波瑠、桐谷健太、浜野謙太、リリー・フランキー、坂井真紀、筒井真理子
上演時間120分
評価4     
感想デザイナーの水島悟(二宮和也)は、仕事の腕は良いのだが、性格の良さが禍し、いつも上司に難しい課題を押し付けられ、イイ所だけを横取りされしまう。
 
そんな折、悟が内装を手掛けた喫茶店で、美春みゆき(波留)と出会う。
 
みゆきに内装の出来栄えを褒められた悟は、また会えないかと連絡先を聞くが、携帯電話を持っていないと何か訳アリの様子。
 
仕方がないので、毎週木曜日に、この喫茶店で会う約束を交わす。
 
携帯電話がない昔の不自由な時代を彷彿とさせるストーリー。
 
急な用事ができ会いに来れなくなっても、相手に連絡することができず、すれ違うことも。
 
そんな二人の危うい関係性が観る者にハラハラ感を与える。
 

 
悟の小学生時代からの親友・高木淳一(桐谷健太)と山下良雄(浜野謙太)は、悟がみゆきと交際し始めたことを知り、興味津々。
 
お節介を焼き過ぎ、悟に煙たがられるが、二人がうまくいくことを心から応援している。
 
この悟、淳一、良雄のやりとりが面白い。こんな友達がいたらイイな~と思わせる。
 
波留は、これまで「弥生、三月-君を愛した30年」など、気の強い役を演じることが多かったように思うが、本作では、育ちの良い物静かなお嬢さんを演じていて、新たな魅力を醸し出していた。


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ロケ地
Nem Coffee & Espresso
岡本桟橋
銀座マルギン
志づや