「大名倒産」

作品名大名倒産
公開年2023
監督前田哲
原作浅田次郎
主な出演者神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ、小日向文世、宮崎あおい、浅野忠信、佐藤浩市
上演時間120分
評価3     
感想ベストセラー作家・浅田次郎の同名小説を基にした時代劇。
 
江戸時代の越後・丹生山藩が舞台。神木隆之介が演じる主人公・間垣小四郎の運命が大きく変わる瞬間から物語は始まる。
 
見どころの一つは、小四郎が突然藩主となり、その後すぐに莫大な借金に直面するところである。特に、庶民から藩主への大出世という設定と、それに伴う逆境が見事に描かれていて、面白い。
 
神木隆之介のキャリア初のちょんまげ姿にも注目。
 
さらに、松山ケンイチや佐藤浩市といった実力派俳優が癖のあるキャラクターを演じ、物語に深みと広がりを加えている。
 
脚本は、「七つの会議」の丑尾健太郎と「下町ロケット」の稲葉一広が手がけている。
 
緻密なストーリーと予測できない展開は、時代劇ファンはもちろん、ヒューマンドラマを好む方にもおすすめの作品である。


 

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