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「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」

作品名ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
公開年2024
監督中田秀夫
原作廣嶋玲子
主な出演者天海祐希、大橋和也、伊原六花、上白石萌音、白山乃愛、番家天嵩
上演時間103分
評価3     
感想 映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は、手にした者の願いをかなえるという「ふしぎな駄菓子」をめぐるファンタジー作品です

「銭天堂」に一歩足を踏み入れた瞬間、現実と夢の境界がゆらぎ、訪れた人の運命を揺さぶる物語が始まります
 

 
教師の等々力小太郎(大橋和也)は、赴任先の小学校で「銭天堂」の噂を耳にします

生徒たちがひそかに手にしていた駄菓子には、それぞれの願いをかなえる力が宿っているとのこと。しかし、使い方を誤れば、思いもよらぬ代償を払うことになるという噂です

やがて、小太郎もその駄菓子屋を訪れます

そこで、店主・紅子(天海祐希)から手渡された駄菓子をきっかけに、小太郎は教師として、そして一人の人間として、大切な人たちをどう守るのか、その選択を迫られることになります
 

 
本作の見どころは、まず「駄菓子」という日常的なモチーフを、願望とリスクが交差するファンタジーに昇華させた点にあります。紅子の静かな微笑みの裏側に漂う謎、そして「願いがかなう/かなわない」の境界線を映し出す演出が実に巧みに描かれています

また、大橋和也の教師役という新鮮さや、上白石萌音の怪しげな「たたりめ堂」の店主役も、実写化ならではのハマり具合を見せています

本作は、子どもが観ても楽しめる明るさと、大人が観ても考えさせられる「駄菓子=欲望」という構図が同居しており、家族で観るにもぴったりな一本です
 

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ロケ地
ラ・フローラ武蔵野8
調布市役所前庭
古天神公園