「アンダーニンジャ」

作品名アンダーニンジャ
公開年2025
監督福田雄一
原作花沢健吾
主な出演者山﨑賢人、浜辺美波、間宮祥太朗、白石麻衣、ムロツヨシ、佐藤二朗
上演時間123分
評価2     
感想 現代の日本に、いまもなお「忍者」が存在している。そんな大胆な設定をもとに描かれるのが本作「アンダーニンジャ」です
 

 
かつて日本では、戦後の混乱期に忍者組織が再編され、現在でも密かに活動しているといわれています。その数はおよそ20万人。しかし、その多くは仕事も与えられず、社会の片隅で半ば失業状態のような生活を送っていました

主人公・雲隠九郎(山﨑賢人)もその一人

ある日、彼のもとに極秘任務が下されます。それは、都内の高校へ潜入し、「アンダーニンジャ」と呼ばれる謎の存在を調査するという任務でした

気の抜けた日常から一転、九郎は忍者としての任務に巻き込まれていきます。やがて浮かび上がる、現代社会の裏側で動く忍者たちの組織と、その思惑。静かに始まった潜入任務は、思いもよらない戦いへと発展していきます
 

 
本作の魅力は、「忍者が現代社会に生きている」というユニークな発想にあります。ドローンや監視社会といった現代的な要素と、古典的な忍術や潜入任務が組み合わさることで、独特の世界観が生み出されています

山﨑賢人は、どこか力の抜けた雰囲気を持ちながらも、いざという時には鋭さを見せる主人公を軽やかに演じています。飄々とした日常の姿と、忍者としての顔。そのギャップが物語の面白さを引き立てています

また、福田雄一監督らしいテンポの良い会話劇やユーモアも随所に盛り込まれ、シリアスな忍者アクションとコメディが絶妙なバランスで展開していきます。原作漫画の独特な空気感を残しながら、実写ならではのスケールで描かれている点も見どころでしょう

現代の都市に潜む「見えない戦い」という設定が徐々に輪郭を帯びていくにつれ、物語は一気に加速していきます。忍者という古い存在を、現代社会の中でどう描くのか。そのアイデアとエンターテインメント性が詰まった一作です
 

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