| 作品名 | ロストケア |
|---|---|
| 公開年 | 2023 |
| 監督 | 前田哲 |
| 原作 | 葉真中顕 |
| 主な出演者 | 松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、柄本明 |
| 上演時間 | 114分 |
| 評価 | ３ |
| 感想 | 本作は、松山ケンイチと長澤まさみが初共演を果たし、連続殺人犯として逮捕された介護士と、彼に立ち向かう検事の対峙を描いた社会派サスペンス映画です。 葉真中顕の小説「ロスト・ケア」を基に、介護の現場を舞台にして、人間の倫理や命の尊厳を問う深いテーマを扱っています。 ある早朝、民家で介護センター所長と一人の老人の死体が発見される。 事件の捜査が進む中、死んだ所長が勤務していた介護センターの介護士・斯波宗典（松山ケンイチ）が事件の容疑者として浮上する。 斯波は、介護家族からも慕われる心優しい青年であり、周囲からはまさかの犯人とは思われていなかった。 しかし、検事の大友秀美（長澤まさみ）は、斯波が働く介護センターにおいて、老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。 斯波は多くの老人の命を奪ったことを認めるが、それと同時に、自らの行為を「殺人」ではなく「救い」であると主張する。  取調室での緊迫した対峙の中で、大友は斯波の言葉に心を激しく揺さぶられながら、事件の真相に迫っていきます。 善悪の境界線が曖昧になる中で、大友は彼自身の倫理観や人間としての葛藤を抱えながら、斯波との対決を迎えます。 ロケ地 諏訪立石公園 伊那市創造館 ニシザワ食彩館 |
「ロストケア」
