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「赤羽骨子のボディガード」

作品名赤羽骨子のボディガード
公開年2024
監督石川淳一
原作丹月正光
主な出演者ラウール、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、土屋太鳳、遠藤憲一
上演時間117分
評価3     
感想 映画「赤羽骨子のボディガード」は、平穏な学園生活の裏で、予想もしない危険とスリルが静かに動き出す、そんな青春ドラマの甘さと、命を懸けたサスペンスの緊張感を絶妙に融合させたエンターテインメント作品です
 

 
とある事情から、100億円という破格の懸賞金をかけられてしまった高校生・赤羽骨子(出口夏希)。彼女の身には常に危険が迫っており、幼なじみの威吹荒邦(ラウール)は「絶対に彼女に悟られず、ひそかに守り抜く」という極秘ミッションを背負うことになります

威吹は赤羽が通う高校にクラスメイトとして潜入しますが、そこで判明したのは意外すぎる真実。なんと、同じクラスの生徒全員が彼女を守るためのボディガードだったのです

やがて、平凡に見えた高校生活は、「守る者」と「守られる者」の関係が交錯する、クラス全体を巻き込んだ戦いへと発展していきます
 

 
本作の最大の魅力は、青春ドラマとサスペンスアクションが心地よく同居している点です

学校というごく普通の日常の中で、突然むき出しになる「100億円の懸賞金」。そのギャップが物語に強烈なスリルを与えます

さらに、赤羽骨子を守るために集められたクラスメイトたちのキャラクター性も必見。全員が「ボディガード」という大胆な設定が、コミカルさと緊張感を同時に生み、物語にテンポの良い面白さを与えます

また、威吹が抱える「彼女に気づかれずに守る」という難ミッションが、アクションだけでなく青春の切なさや思いの強さを浮き彫りにし、ドラマとしての深みを与えています

本作は、学園ものの軽やかさと謎解きのワクワク感、そして仲間との絆が胸に響く、心地よいエンタメ作品です
 

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ロケ地
八景島シーパラダイス
美喜仁桐生文化会館