作品名 | キリエのうた |
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公開年 | 2023 |
監督 | 岩井俊二 |
原作 | 岩井俊二 |
主な出演者 | アイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華、広瀬すず、大塚愛、江口洋介、吉瀬美智子、奥菜恵 |
上演時間 | 178分 |
評価 | 2 |
感想 | 「歌うことでしか“声”を出せない」、その切なさを抱えた路上ミュージシャン、キリエ(アイナ・ジ・エンド)の物語。 舞台は、石巻、大阪、帯広、東京。 住所不定の路上ミュージシャン・キリエ、行方のわからなくなった婚約者を捜す青年・夏彦(松村北斗)、傷ついた人々に寄り添う小学校教師・フミ(黒木華)、過去と名前を捨ててキリエのマネージャーとなる謎の女性・イッコ(広瀬すず)。 4人の男女が13年間にわたって交差し、出逢いと別れを繰り返します。 それぞれが抱える心の傷と向き合いながら、人生の“音”を探し続ける物語が、切なくもドラマティックに描かれます。 岩井俊二監督が描く世界観は、切なさと美しさが織り交ぜられた映像で満ちています。 また、音楽が物語の中心となる本作。小林武史が手掛けた劇中曲や主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」は、登場人物たちの心情と完全にシンクロし、音楽とともに物語が進展します。 特に、「BiSH」のメンバーとしても知られ、本作で映画初主演を果たしたアイナ・ジ・エンドが歌うシーンは、観客の心に深く響きます。 ロケ地 日和山公園 羽黒山鳥屋神社 西公園 |