「外事警察 その男に騙されるな」

作品名外事警察 その男に騙されるな
公開年2012
監督堀切園健太郎
原作
主な出演者渡部篤郎、キム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、田中泯、遠藤憲一
上演時間128分
評価3     
感想 2012年に公開された映画「外事警察 その男に騙されるな」は、NHKの人気ドラマを映画化した作品で、警視庁公安部外事課の精鋭たちが繰り広げる国際テロとの戦いを描いています
 

 
2011年、東日本大震災の混乱に乗じて、朝鮮半島から高濃度ウランが日本に持ち込まれるという情報が米CIAからもたらされます。警視庁公安部外事課の元主任・住本健司(渡部篤郎)は、内閣情報調査室から外事課に復帰し、テロリストとの接触が疑われる企業・奥田交易の社長夫人・果織(真木よう子)を協力者として取り込む作戦を開始します。しかし、その矢先、住本が何者かに刺される事件が発生し、事態は急展開を迎えます。
 

 
渡部篤郎は、冷徹で計算高い外事課のエース・住本健司を演じ、ドラマ版からの続投でその存在感を発揮しています。また、真木よう子は果織役として、スパイに仕立てられる女性の葛藤と覚悟を見事に表現しています

韓国の防空壕でのロケや、銃撃シーンの撮影など、リアルな映像表現にも注目です。
 

Amazon.co.jp
 
本作は、「正義とは何か」「信じることの意味」など、深いテーマを問いかけます。住本の冷徹な手法と果織の人間らしい感情が交錯する中で、単なるスパイアクションにとどまらず、観る者に強い印象を残す哲学的な側面も持ち合わせています

ロケ地
大津漁港広場
旧石下庁舎