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「君は放課後インソムニア」

作品名君は放課後インソムニア
公開年2023
監督池田千尋
原作オジロマコト
主な出演者森七菜、奥平大兼、桜井ユキ、萩原みのり、田畑智子、萩原聖人
上演時間113分
評価3     
見どころ 映画「君は放課後インソムニア」は、眠れぬ夜を過ごす高校生たちが紡ぐ、青春と恋と孤独の物語です

この記事では、登場人物の魅力や物語の見どころを紹介します。まだ観ていない方も、観るのを迷っている方も、ぜひ参考にしてください
 

 
あらすじ
中見丸太(奥平大兼)は、不眠症に悩みながらも、それを誰にも言えずに日々をやり過ごしていました。そんなある日、学校の旧天文部室で、同じく眠れない夜を過ごす同級生・曲伊咲(森七菜)と偶然出会います

ひょんなことから、ふたりは“放課後の秘密基地”として旧天文部室を共有するようになり、やがて廃部となっていた天文部を復活させることに

天体観測を通じて、次第に心の距離を縮めていくふたり。誰にも話せなかった悩みを少しずつ打ち明けながら、やがて互いにとって唯一無二の存在になっていきます
 

 
青春のまっすぐな恋愛が胸に刺さる
この映画の最大の魅力は、嘘のない、まっすぐな恋模様

中見と伊咲が、互いの「眠れない夜」に寄り添いながら、少しずつ心の距離を縮めていく様子は、青春時代の甘酸っぱさを見事に描いています

観るうちに、まるで自分の高校時代にタイムスリップしたかのような、そんな懐かしさが胸に込み上げてきます

脇を固める魅力的なキャラクター
映画を彩る脇役たちも、実に魅力的です

特に印象的なのは、天文部の先輩・白丸結(萩原みのり)。最初はクールで少し冷たい印象ですが、星の話になると急に熱が入り、最後には主人公たちに温かく寄り添うようになります

彼女の存在が、物語に優しさと広がりを与えています

また、天文部顧問の倉敷先生(桜井ユキ)も良いスパイスに

サバサバした物言いながら、生徒思いの面が見え隠れし、観る側を和ませてくれます

もう少し深掘りしてほしかった人物描写
本作にひとつだけ「惜しい」と感じた点があるとすれば、中見の家庭環境や伊咲の幼馴染との関係性の描写です

これらの背景がもう少し丁寧に描かれていれば、主人公の孤独や葛藤に、より深く感情移入できたかもしれません
 

君は放課後インソムニア

 
ロケ地
七つ橋
自家焙煎珈琲 中央茶廊
ゲームセンターBetty
七尾城跡
真脇遺跡