「さよならくちびる」

作品名さよならくちびる
公開年2019
監督塩田明彦
主な出演者小松菜奈、門脇麦、成田凌
上演時間116分
評価2     
感想ロードムービーで、各地のライブ会場や風景を楽しめる。主題歌のプロデュースを秦基博が、挿入歌をあいみよんが担当している。これらの曲を、主人公の二人が実際に演奏し歌っているのが見どころ。

 

 

ストーリー

ハル(門脇麦)は、バイト先のクリーニング店で、上司に叱られ不貞腐れているレオ(小松菜奈)に「私と音楽をやらないか」と声をかける。やがて、二人は路上で演奏をするようになる。

言っとくけど、ユニット内恋愛禁止だから

二人は「ハルレオ」というグループ名でライブ活動を始める。

ハルはバンドをサポートする”ローディー”を雇うため、カフェでシマ(成田凌)を面接する。

元ホストのシマは、ハルが煙草を手にすると、反射的にライターを差し出す。

応募動機を聞かれたシマは「好きだからですよ、ハルさんの曲と詩のセンスが」と答える。

ロケ地咖啡焙煎工房函館美鈴
所在地〒040-0035
北海道函館市松風町7-1
アクセス函館駅より徒歩約7分



   

夢は大きく、目指せ武道館

ハルとレオはシマの車で各地を巡る。

今夜の会場は「四日市Room9」

客の入りはイマイチ。

テーブルには、ハルレオのCDが積み重ねられたままになっている。

二人は「たちまち嵐」を歌う。

ロケ地あうん堂ホール
所在地〒040-0035
北海道函館市松風町8-6
アクセス函館駅より徒歩約7分


ほんとに才能あると思います

ハルレオは居酒屋で取材を受けている。

インタビュアー(松本まりか)はハルの詩や曲ばかりを一方的に褒める。

気分を害したレオは、インタビューそっちのけで、ビールや料理に手を付ける。

ハルはレオの気持ちを察し、フォローしようとする。

しかし、空気を読めないインタビュアーは、ハルの言葉を遮り、延々と自分の思いを口にする。

レオは途中で席を立つ。

ロケ地信州炉端 串の蔵 新宿東口店
所在地〒160-0022
東京都新宿区新宿3丁目34-16 池田プラザビル B1F
アクセス新宿駅より徒歩1分

全国7か所を巡って、最後の函館のライブでハルレオは解散

ハルとレオとシマの間で恋愛のすれ違いが生じ、しだいに三人の仲がギクシャクしだす。

ついに解散を決めたハルレオは最後のライブツアーに出発する。

現地に着いても、ライブまでの時間は別行動。

ハルは目当てのギター店に立ち寄る。

ロケ地三木楽器アコースティックイン
所在地〒542-0086
大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目10−2 Crice Nikko 西心斎橋 2F
アクセス心斎橋駅より徒歩約4分


音楽やって後悔なんてしたことない

ラストライブの会場

「たちまち嵐」、「誰にだって訳がある」、「さよならくちびる」を歌う。

ロケ地金森ホール
所在地〒040-0053
北海道函館市末広町14-12
アクセス函館駅より徒歩15分



   

俺、もうローディーじゃない、自分の荷物は自分で担いで帰れ

ラストツアーを終え、地元に戻ってきた。

シマは「俺たちはお別れだ」という。

車を降りるハルとレオ。

自分の荷物を持って、左右それぞれ違った方向へ歩き出す。

車の中に一人残ったシマ。

しばらくして、車のエンジンをかけようとしたとき。。。