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「雨に叫べば」

作品名雨に叫べば
公開年2021
監督内田英治
原作
主な出演者松本まりか、大山真絵子、須賀健太、渋川清彦、石川瑠華、濱田岳、高橋和也
上演時間104分
評価3     
感想 映画「雨に叫べば」は、内田英治監督が手掛け、松本まりかが主演を務めた作品です。1988年の映画撮影現場を舞台に、新人女性監督が理想の映画を作り上げるために奮闘する姿を描いています
 

 
あらすじ
1988年、映画撮影スタジオ。新人女性監督の花子(松本まりか)は、意味不明な理由でテイクを重ね、フラストレーションを溜めたベテランスタッフたちからイジメの洗礼を受けます。さらに、控え室ではアイドル俳優・新二(須賀健太)と落ち目のベテラン女優・楓(大山真絵子)の間でトラブルが発生。ようやく撮り終えたシーンが映画のレイティングにひっかかり、最終的に欠番となってしまうなど、さまざまな困難が降りかかります。そして、現場の混乱を聞きつけたプロデューサーから監督交代を告げられ、花子は窮地に追い込まれていきます
 

 
松本まりかの演技力
松本まりかは、花子役を通じて新人監督の苦悩や成長を見事に表現しています。特に、セリフが少ないシーンでも豊かな表情や身振りで感情を伝えるその演技力は、観る者を引き込む魅力があります

1980年代の映画業界の再現
本作では、1980年代の映画撮影現場の雰囲気がリアルに再現されています。男尊女卑やパワハラが横行していた時代背景が、登場人物たちの行動や言動に色濃く反映されており、当時の映画業界の実態を垣間見ることができます

内田英治監督の脚本
内田英治監督は、本作の脚本も手掛けています。映画制作の舞台裏で繰り広げられる人間模様を、時にリアルに、時にデフォルメしながら描いており、映画愛や業界への皮肉が込められています
 

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本作は、映画制作の裏側を描くとともに、登場人物たちの人間ドラマが中心となっています。新人監督の花子が、理想と現実の間で葛藤しながら成長していく姿は、多くの人々に共感を呼び起こすことでしょう。また、1980年代の映画業界の実態を知ることができる点でも、貴重な作品です

ロケ地
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