映画のロケ地・どこロケ!

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「散り椿」

作品名散り椿
公開年2018
監督木村大作
原作葉室麟
主な出演者岡田准一、西島秀俊、黒木華、池松壮亮、柳楽優弥、麻生久美子
上演時間112分
評価3.5     
感想原作者の葉室麟は「蜩ノ記」で第146回直木賞を受賞した。「蜩ノ記」は2014年に役所広司の主演で映画化され、岡田准一も出演している。


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享保15年、瓜生新兵衛(岡田准一)は藩の不正を訴え出るが聞き入れられず、逆に藩を追われる身となった。

8年後、連れ添った妻・篠(麻生久美子)が病死する。亡くなる直前、新兵衛に自分が死んだ後は故郷に戻り、藩の側用人を務める榊原采女(西島秀俊)を助けてほしいと伝える。かつて、新兵衛と采女は良き友であり、剣術のライバルであり、また篠を巡る恋敵でもあった。

故郷に戻った新兵衛は、篠の妹・里美(黒木華)と弟・藤吾(池松壮亮)が暮らす家に身を寄せ、過去の不正の真相を明らかにすべく動く。藩では、新兵衛が帰郷したとの情報を得て、再び、守旧派と改革派の争いが激しくなる。

そんな中、新兵衛と采女は再会する。様々な感情が交錯する中、二人は剣を交える。


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撮影は主に富山県で行われた。随所に映し出される自然豊かな映像が素晴らしい。

木村監督は長らく黒澤明監督の作品で撮影助手を務め、本作では撮影も兼務した。「散り椿」がモントリオール世界映画祭で準グランプリに相当する審査員特別賞を受賞した際、「映画を見て黒澤を思い出した。この作品は絵画の連続だ」と評価されたことを非常に喜んだそうである。

「散り椿」というタイトルからは黒澤明監督の「椿三十郎」が頭に浮かぶ。言わずと知れた名作であるが、特に、襲撃の合図のため、椿を川に流して仲間に知らせるシーンは、モノクロ映像ながら、椿の色の濃淡が鮮やかで、今でも強烈な印象として心に残っている。


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本作でもう一つ注目すべきは殺陣のシーンである。木村監督が「100%岡田准一の殺陣」というように、岡田が数々の殺陣のアイデアを出したそうで、エンドロールでは、殺陣のスタッフとして岡田の名前が流れる。

 

新兵衛が故郷を後にする並木道

ロケ地眼目山 立山寺
所在地〒930-0422
富山県中新川郡上市町眼目

新兵衛と篠が暮らす家

ロケ地摩頂山 国泰寺
所在地〒933-0137
富山県高岡市太田184

新兵衛と采女が剣を交えた場所

ロケ地豪農の館 内山邸
所在地〒930-2211
富山県富山市宮尾903