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「奥様は、取り扱い注意」

作品名奥様は、取り扱い注意
公開年2021
監督佐藤東弥
原作
主な出演者綾瀬はるか、西島秀俊、前田敦子、佐野史郎、檀れい、鶴見辰吾
上演時間119分
評価3.5     
感想人気ドラマの劇場版。元特殊工作員の菜美(綾瀬はるか)と公安警察の勇輝(西島秀俊)は夫婦である。半年前、ある出来事によって、菜美は記憶喪失になった。二人は小さな地方都市(珠海市)に移り住み、新たな生活を始めるが、勇揮は自分が公安であることを隠し、菜美の容態の変化を日々監視している。

珠海市では、沖合に眠る新エネルギー源「メタンハイドレード」の開発を巡り、賛成派と反対派の争いが激化している。さらに、その争いの裏で、国家レベルの陰謀が企てられようとしている。勇揮ら公安は、その陰謀を探るべく動いている。

菜美は定期的にカウンセリングに通い、精神科医・三枝(前田敦子)による治療(カラーキューブセラピー)を受けている。ある日、三枝は菜美の容態の変化に気づく。

菜美はすでに記憶を取り戻しているのか、夫の職業が公安であることに気づいているのか。夫婦の会話は穏やかであるが、その裏で繰り広げられる駆け引き。そんな緊張感ある夫婦関係がこの映画の見どころである。

本作同様、スリリングな夫婦関係を描いた作品として、ブラッド・ピットおよびアンジェリーナジョリー主演の「Mr.&Mrs. スミス」(2005年公開)が頭に浮かぶ。まったく互いの職業を知らぬまま恋に落ち、結婚した二人。実は敵対する組織の殺し屋同士であった。そんな時、同じターゲットを狙う仕事が入り、ふとしたきっかけで、互いの素性を知ることになる。この映画では、夫婦生活を送る中で垣間見られる殺し屋としての仕草・身体能力とそれを取り繕おうとする会話が、緊張と緩和を生み、最高に面白い。ぜひ、こちらの映画も観てほしい。

 

 

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