作品名 | 夏への扉 キミのいる未来へ |
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公開年 | 2021年 |
監督 | 三木孝浩 |
原作 | ロバート・A・ハインライン |
主な出演者 | 山崎賢人、清原果耶、藤木直人、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ |
上演時間 | 118分 |
評価 | 4 |
感想 | ロバート・A・ハイラインの名作SF小説を日本を舞台に移して映画化した作品。 Amazon.co.jp 高倉宗一郎(山崎賢人)は、亡き父の親友で育ての親である科学者・松下の遺志を継ぎ、研究に取り組んでいる。 松下の娘・璃子(清原果耶)は、宗一郎を慕い、研究が成功するように応援している。 そんな折、信頼していた共同経営者の松下和人(眞島秀和)と宗一郎の婚約者・白石鈴(夏菜)に裏切られ、研究開発を行う会社を追われることになる。 さらに、鈴の企みによって、人体を冷凍保存する装置に入れられ眠らされてしまう。 30年後、宗一郎は目覚める。 そこに、冷凍睡眠から目覚めた人のリハビリを手伝う人型ロボット・ピート(藤木直人)が現れる。 宗一郎は璃子の安否が気になり、その真相を確かめるべくピートとともに探しに出る。 ピート役の藤木直人の演技が良い。終始、宗一郎の指示に忠実なロボットを演じているが、時折でる人間らしいセリフや動きが笑いを誘う。 映画の冒頭、宗一郎と璃子が部屋で幸せそうに語る場面は、これから起きる騒動との対比で、ほっこりとしていて印象に残る。 タイムトラベル系の映画にありがちではあるが、終盤に過去の場面を振り返り、あのとき実はこうであった的な答え合わせは、本作でも観る者にスッキリ感を与え、心地よい。 Amazon.co.jp ロケ地 群馬音楽センター(群馬県高崎市) 九十九里ビーチタワー(千葉県山武郡) 埼玉県立大学(埼玉県越谷市) メモリアルグリーン(神奈川県横浜市) |