作品名 | 余命10年 |
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公開日 | 2022年3月4日 |
監督 | 藤井道人 |
原作 | 小坂流加 |
主な出演者 | 小松菜奈、坂口健太郎、山田裕貴、奈緒、井口理、黒木華 |
上演時間 | 124分 |
評価 | ー |
見どころ | 今年、1番泣ける映画との評判が高い作品。 難病を患い余命10年と宣告された20歳の茉莉(小松菜奈)。自分の余命を知ったときから、人生に執着しないよう、恋愛はしないと心に誓う。 そんな時、同窓会で和人(坂口健太郎)と再会する。しだいに、心を通わせる2人。その過程で、茉莉の心境に変化が生じる。 原作の小坂流加は、大学卒業後に、難病の原発性肺高血圧症を発症した。闘病生活を送る中、本作を執筆し、出版社に持ち込み、小説家デビューを果たした。しかし、文庫版の発売を目前に控えた2017年2月、容態が悪化し、亡くなった。38歳であった。 本作は2017年に静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」大賞を受賞。発売から1年が経過しても売れ行きが衰えず、映画化を望む多くの読者の声に後押しされ、今回、映画化された。 主演の小松菜奈は薄幸な雰囲気を漂わせる演技・表情が上手い役者である。2019年に公開された「さよならくちびる」でも、成田凌、門脇麦とともに地方のライブ会場を巡るシンガーを演じ、何か訳ありの、ふとしたことで壊れてしまいそうな、そんな女性を好演している。 監督は2019年公開の映画「新聞記者」でメガホンを取った藤井直人、脚本は「おとなの事情 スマホをのぞいたら」の岡田惠和、音楽は「君の名は。」や「天気の子」の劇中音楽を手掛けたRADWIMPSというのも、この映画への興味をそそる。 |